いい家をつくることは当たり前『住みはじめてからが本当のお付き合い』だと江川建築では考えています

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リフォーム施工例リフォーム施工例

HH no IE(本巣郡)-介護保険を利用して施工範囲最小限で清掃性が良く見た目すっきりのトイレにするリフォーム-

完成写真③:天井・壁のクロス及び腰板のタイル・窓・換気扇などは既存利用していますが、まったく違った雰囲気のトイレとなりました。(水廻りリフォーム)

お客様のご要望

介護保険を利用したリフォームをご希望で、施工範囲は最小限にとどめ、清掃性が良く、見た目もすっきりとさせたいというご要望でした。

受注のキッカケ

昔からのOB客様

施工のポイント

壁から排水芯380の既存便器をリモデル配管を利用する事無く、180前に背面壁をふかすことで、アームレストの下地及び既存給水管及び既存コンセントを移設しました。既製品カウンターに幕板を付ける事で手洗器への給水管を隠蔽しています。

お客様の喜びの声

大変使い勝手が良く思った通りのイメージになりました。
床のシート材は最初に選んだ柄にしておけば良かったかなと思いました。

施工例写真

  • 既存写真①:タンク式の手洗い一体型便器 既存写真①:タンク式の手洗い一体型便器
  • 既存写真②:便器の形状が複雑で清掃性が悪い 既存写真②:便器の形状が複雑で清掃性が悪い
  • 既存写真③:既存の給水とコンセント位置 既存写真③:既存の給水とコンセント位置
  • 提案パース①:手洗器に給水分岐して化粧モールで配管、リフォーム配管を使わずタンクレスにする当初計画案 提案パース①:手洗器に給水分岐して化粧モールで配管、リフォーム配管を使わずタンクレスにする当初計画案
  • 納まり図面:アームレストの追加により、背面壁をふかすことで検討 納まり図面:アームレストの追加により、背面壁をふかすことで検討
  • 介護保険提出用図面:打合せ図面と兼用、既存図面と改修図面、介護リフォームの改修内容や写真の撮影方向、段差の状況など細かく図示してあります。 介護保険提出用図面:打合せ図面と兼用、既存図面と改修図面、介護リフォームの改修内容や写真の撮影方向、段差の状況など細かく図示してあります。
  • 提案パース②:背面壁をふかして配管及び配線・アームレスト下地を入れるプランでのパース。※床はこちらが良かったみたいです… 提案パース②:背面壁をふかして配管及び配線・アームレスト下地を入れるプランでのパース。※床はこちらが良かったみたいです…
  • 提案パース③:最終こちらで決定しましたが、背面壁のクロスは横張りに変更しました。 提案パース③:最終こちらで決定しましたが、背面壁のクロスは横張りに変更しました。
  • 介護申請用の施工前写真:入口の段差状況 介護申請用の施工前写真:入口の段差状況
  • 介護保険申請用の施工後写真:入口の段差状況 介護保険申請用の施工後写真:入口の段差状況
  • 完成写真①:既製品手洗キャビネットのカウンター下には配管隠しの幕板取付・ふかし壁の上部は窓台を広くすることで小物が置けるカウンターに。 完成写真①:既製品手洗キャビネットのカウンター下には配管隠しの幕板取付・ふかし壁の上部は窓台を広くすることで小物が置けるカウンターに。
  • 完成写真②:既製品キャビネットのブラウンに壁紙・窓台・幕板を合わせる事で統一感のある落ち着いた空間となりました。 完成写真②:既製品キャビネットのブラウンに壁紙・窓台・幕板を合わせる事で統一感のある落ち着いた空間となりました。

物件スペック

地域名 本巣市地内
家族構成 大人4人子供1人
工事期間 2日
工事概算金額 50万円~
今回はどのような感じでリフォームが進んでいくのか気になる方もいると思いますので、少しお客さんとのやりとり
を含めて細かく提案内容などを紹介していきます。

お客様はご両親の代で新築された江川建築のOB客様です。
ご両親が高齢になり、息子さん夫婦との打合せにより今回の工事を進めさせて頂きました。

お母さんの介護認定により介護リフォームをご希望、ご両親の使いやすさや安全性はもちろんですが、
施工範囲は最小限で、清掃性が良く、見た目もすっきりさせたいというご要望でした。

まずは既存のトイレの現調をしながら、施主さんの細かいご要望をお聞きします。
その後、図面・見積・プレゼン資料により改修内容をご提案します。

最初のご提案としては、既存床がタイル張りで入口に段差がありましたので、床の段差解消及び滑りにくい
床材への変更として、床合板の増し張り施工にシート材の床をご提案しました。

既存のタンク式の手洗い付便器からカウンター付の手洗器と清掃性の良いタンクレストイレへの変更として
既存土間の掃除口を手洗器の排水に、給水は既存トイレの給水口を分岐してカウンター下を化粧モールにて
配管する方法をご提案しました。

既存便器の排水芯が380でしたが、リモデル配管は詰まるリスクがありそうなので、できれば使いたくないという
ご要望のありましたので、トイレ内部の空間の広さとタンクレスにすることで便器が小さくなるため、トイレの
後が少し空き、給水管と電源ケーブルが少し遠くなりますが使用上は問題ないですと説明したところ、
後ろが空いた分、掃除もできそうなのでという事でご納得いただけました。

その後、打合せを進めていく中で、アームレストを付けたいというお話になりました。
アームレストを付けるにはそれなりの下地が必要となりますが、今回既存トイレの排水芯がたまたま380でしたので
180まで壁をふかす(前にずらす・ふくらます)事が可能でしたので、そこを利用して、給水・コンセント・
アームレストの下地を入れる計画に変更しました。

お施主さんと相談する中で、ふかし壁も窓台までにする事になり、さらに手洗への分岐配管を幕板で隠す事により、
すっきりした見た目となりました。

計画と予算はきまりましたが、ここから介護保険の申請を行うので、既存写真や取付商品の資料、図面と
いったものをご用意して、ケアマネさんの意見書と共に申請手続きに移りました。

無事、決裁がおりましたので、商品発注、工事日の設定と順調良くいく予定でしたが、コロナによる半導体不足や
商品の流通の問題で、発注したトイレの納期が何と3ヶ月…


---待つこと3ヶ月、大変ご迷惑お掛けしました---


いよいよ施工開始ですが、親夫婦の負担も考えて、トイレが使えない期間を2日間でという事になりましたので、
水道業者さん、電気業者さん、大工さん、内装業者さんの連携がとても重要になります。

大工さんによるふかし壁の下地組みと水道業者さんの配管・電気業者さんの配線の同調はもちろんの事ですが、
たとえば、TOTOの手洗いカウンターはトイレからの立ち座りの動作の際に手をついて荷重をかけても大丈夫
という事でしたが少し不安があったので、ふかし壁の方にカウンターを差し込む方法を取りより安全な仕様
としました。これだけの事で内装業者さんが床を貼ってから、水道業者さんが手洗カウンターを付けて、
その後、内装業者さんがクロスを貼り、ふたたび水道業者さんが便器を据えるという流れになります。

江川建築の大工さんや協力業者さんは本当に頼りになります!

最後は介護保険の完了申請をして工事完了♪

新築もリフォームもそうですが、お施主さん、江川建築、協力業者さん、みなさんの協力と心遣いで良い仕事が
できるのだとあらためて思いました。

ここまで読んでくださった方、長文にお付き合いありがとうございました。
お家に関する事で何かありましたら、お気軽にお声掛け下さい!

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